こんにちはエリザベートです!
スカーレット・バイオレットで相棒ポケモンのビビヨンが7世代ぶりに復活したのでシーズン1では虫統一でランクマッチに潜っていました!
シーズン最終日1日前にここまでいけたがアンコールカイリューがきつすぎて最終は勝ちきれなかった。レートでいうと2000は超えていた可能性は高い。
何体か試しながら進めていったので今回は試した型を全て公開しようと思います。現時点で内定している虫ポケモンはほとんど試したので参考になれば幸いです。
まずは最終的な構築に入っていたメンバーから
ビビヨン♂ 水テラス(NN エーミール)
特性 ふくがん
持ち物 食べ残し
暴風 眠り粉 蝶の舞 身代わり
臆病H44C212S252
〜ポイント〜
食べ残しの回復量効率のため16n+1調整
ステロ込みC+1暴風でH無振りドラパルトが乱数
相棒枠
・草タイプ・ぼうじんゴーグル
・眠り回復きのみ
・眠り無効特性
基本的にこれらがなければ今の環境ではビビヨンで嵌めることができる。その嵌め性能は未だに健在で上記のものが無い構築でビビヨンを選出した際は3タテすることがほとんどだった。たまに眠り粉や暴風を外したこともあったが、その外しが負けに直結さた試合は500戦近くやって3戦ほどだった。暴風の枠はエアスラッシュも候補に上がるが、ステロ込みでドラパルトやラウドボーンなど重いポケモンを早く処理できる暴風の方がこの構築には合っていると感じた。イルカマン、マリルリ、セグレイブ、ハッサムの先制技、ラウドボーンのフレアソングを半減できる水テラスは相性がよかった。
フォレトス 竜テラス
特性 頑丈
持ち物 レッドカード
呑気最遅HB252D4
基本的に初手に投げてステルスロックを撒く。そして、虫統一に対して撒かれやすいステルスロックを高速スピンで弾く。ステロ4倍が3匹もいるため、相手の手持ちにステロを覚えるポケモンがいたらほぼ選出していた。起点にされやすいがレッドカードで流すことができる。後攻ボルトチェンジも強い。安定している初手性能で、裏のポケモンの展開をサポートする。頑丈で生き残るとクッションとしても使用できるのが優秀。どうしても生存させてクッションとして使用したい場合は竜テラスで炎を受けて生存させることも考えたが、竜テラスは一度も切らなかった。
ウルガモス 岩テラス
特性 炎の体
持ち物 ラムのみ
火炎放射 ギガドレイン テラバースト
蝶の舞
控えめCS252H4
〜ポイント〜
初見殺しの岩テラスガモス。カイリューのしんそくを半減で受けて岩テラバーストで倒せたり、ラウドボーンに弱点をつけたり、サーフゴーにも炎が通ったりと広い技範囲で抜き性能は高かった。
モスノウ 水テラス
特性 氷の鱗粉
持ち物 オボンのみ
控えめH116B20C140D4S228
冷凍ビーム ギガドレイン テラバースト
蝶の舞
〜ポイント〜
S+1で最速ガブリアス抜き
特性により特殊技を半減で受け、蝶の舞で起点にできる。ウルガモスやサザンドラ、サーフゴー、ラウドボーンなどに強い。初速が遅いため2回舞わないとドラパルトが抜けないのが痛い。最悪こうそくスピンでステロを弾けなくてもオボンのみを食べてHP120から戦うことができる。
ハッサム 鋼テラス
特性 テクニシャン
持ち物 気合いの襷
寂しがり(B0個体)
→意地っ張り
H204A252S52
バレットパンチ 泥棒 剣の舞
カウンター
〜ポイント〜
ステロ込み ラウドボーン交代読み泥棒→ラウドボーンの食べ残し回復→泥棒でHBラウドボーンが確定
鉢巻ノーマルテラスカイリューのしんそくを2耐え且つしんそくのダメージをカウンターして倒せる
S・・・アーマーガア抜き調整のラウドボーン意識の70族+
汎用性の塊。テラスタルタイプの読み合いの環境の中で安定してダメージを与えられるカウンターは使いやすく、環境のハッサムのほとんどがハチマキや命の珠だったため襷カウンターは読まれることはなかった。また剣の舞後の抜き性能も高く、鋼テラスと合わせると凄まじい火力を先制で出せる。さみしがりでカウンターの威力を増やそうとしたが、マスカーニャのはたき+ふいうちを耐えれなくなったり、鉢巻ガブのじしんの後のカウンターでさめはだ圏内に入ってしまうなどがあり意地っ張りに戻した。
ベラカス 妖テラス
特性 シンクロ
持ち物 拘り眼鏡
控えめHC252B4
サイコキネシス 大地の力
マジカルシャイン トリック
〜ポイント〜
大地の力でH209のラウドボーンを56,3%
420戦くらいから投入した。ここまでで重いコノヨザルやキョジオーン入りに対して出す。コノヨザルやキョジオーン入りにはフォレトスを出している余裕が無いのでベラカスを初手に出す。一発の攻撃を耐えられる耐久はあり、広い技範囲で反撃できる。選出した際は割と腐ることがなく何かしらの仕事はしてくれる。
基本選出
一番多かった選出。フォレトスでステルスロックを撒き、相手の場に残ったポケモンに応じてハッサムかもう一匹のポケモンを展開していく。フォレトスを残しておけばクッションとしてハッサムに繋ぐことができるのでできる限りはステルスロック→ボルトチェンジで残したい。
フォレトスでステロ・スピン→相手の場に残ったポケモンに応じて蝶の舞エースかハッサム
動かし方も楽な展開系の選出なので変な読みもすることなくこちらのやりたいことを通せば大体いける。
・ベラカス+ハッサム+α
コノヨザルとキョジオーンが相手の構築にいるときに多かった選出。隙を与えると一気に負けに繋がり兼ねない。
・ベラカス+ビビヨン+α
相手の構築が受け寄りだったとき。ベラカスで攻撃またはトリックするもよし、ビビヨンを初手に出してそのまま嵌め展開にするもよし。ビビヨン自体受けに強いポケモンのため受け構築にはほとんど負けなかった。
・フォレトス+蝶の舞エース×2
死に出しからの積みリレーの選出。
一匹目のエースがマリルリやドドゲザンなどでとまった後にビビヨンで起点にしていく。ガブやドラパルトに上から殴られると弱い。
最終的な構築に至るまで420戦ほどしましたが、それまでの相手の選出してくるポケモンを一戦一戦分析することで大体パターン化されてくるのでこちらからは読むということがほとんど無くなるのが統一パの有利なところだと思います。有名強者たちがテラスタルタイプを広めてくれたおかげでこちらのテラスタイプはほとんど読まれることはなかったと思います。
他に試した虫タイプ
・ハッサム 水テラス
テクニシャン
拘り鉢巻
意地っ張り
一番初期に採用していた型のハッサム。
ステロと合わせて水テラバーストでラウドボーンを確定で落とせるが鉢巻バレットパンチは読まれやすくテラスタルで半減されることも多くこの構築には向いていなかった。
・エクスレッグ 悪テラス
色眼鏡
気合いの襷
意地っ張りAS252 (HBD0個体)
じごくづき ふいうち 起死回生 カウンター
ハッサムを拘り鉢巻で使っていたときに採用していた。起死回生を抜いて剣の舞にしていたこともあったが、カウンターハッサムの劣化だと思った。
・ヘラクロス ノーマルテラス
根性
火炎玉
意地っ張り
インファイト からげんき
じごくづき みがわり
受け破壊特化。ノーマルテラスからげんきとインファイトでHBアーマーガアも受からないのは強いと思った。Sが遅いのとコノヨザルに無力なのが弱かった。
・ウルガモス 草テラス
虫の知らせ
ラムのみ
臆病
火炎放射 ギガドレイン
虫のさざめき 蝶の舞
一番初期に採用していた型。蝶の舞+草テラスギガドレインでカバルドンを倒せる。
虫のさざめきでガブやサザンドラにも強かったがカイリューに弱すぎてカイリュー入にはほとんど出せないのが弱かった。→岩テラスへ
・ベラカス 格闘テラス
シンクロ
弱点保険
冷静
テラバースト シャドーボール
パワージェム トリックルー厶
一番初期に入れていたベラカスの型でランドセルさんの動画で紹介されていた型。決まれば爆発力はあったが、トリルが切れた後に虫統一だと一貫してる技で3タテされてしまうことが多々あったため解雇。
・ベラカス 毒テラス
シンクロ
隠密マント
図太い
アシストパワー 鉄壁
瞑想 自己再生
キョジオーンと受けに強いベラカス。悪テラスハピナスに何もできなかったことで解雇。コスモパワーの解禁で強くなるであろう型。
〜終わりに〜
このような統一パやマイナー入りはシーズン前半は全く勝てないのは当たり前ですが、後半になるに連れてデータを分析して環境に刺さる型を考えて順位も5桁からすごい勢いで上がっていきました。その中で思考錯誤するのがおもしろかったし、過去の世代のようにもっと統一パやマイナー入り、おもしろい戦術のパーティーが増えるとより楽しめると思います。勝つことよりもポケモン自体を楽しむということが上位勢の層に広まることを願います!